高い精度が要求される部品に最適な切削加工

母材を削り、目的の形状にする加工法を切削加工といいます。材料としては、木材や金属、樹脂などがあるのですが、高い精度が求められる部品に採用されることが多い加工手法です。部品を作るときには設計図が必要不可欠ですが、この図面の中には部品の形や寸法などが記載してあります。寸法には、単に3mmと記載してあるものもありますし、3mmに対して±0.1などのような交差と呼ぶものが記されているものもあり、中には交差が非常にシビアともいえる+0.05mm/0mmといったものも少なくありません。

仮に、3mmに対して+0.05mm/0mmとなっている場合は、3mm~3.05mmまでの寸法で部品を作らなければならないわけです。樹脂などの加工品を作るときに利用する金型は、このような交差でも部品作りを行うことはできるのですが、形状などにより金型では実現できないケースも出て来ます。このようなときに選択されるのが切削加工であり、高い精度でモノづくりができる強みを活かせます。ただ、切削加工は部品を1つずつ削るスタイルの加工法になるので、量産のときなどロット数が多いと工数がより多くかかってしまうなどコスト面でも高くなりがちです。

最近は、コンピュータを使った切削加工が主流になっている関係からも、作業者は材料をセットしてからスタートボタンを押すような形で加工ができるので、ある程度の数量までであれば切削加工で対応ができるといいます。