射出成形の種類について

射出成形とはプラスチック材料を溶かして金型に高圧で射出を行い、連続的にプラスチック部品を製造する事が出来るもので、家電製品を構成する小物部品を始めとして、自動車のバンパーなど大型部品まで幅広く使用されています。この際には射出成形機を用いる事となりますが、複数の種類が有りますので、それぞれの特徴を把握しておく事も大切です。例えば装置の種類で分けますと、油圧式、電動式、油圧と電動を組合せたハイブリッド式が挙げられます。油圧式の特徴ですが、構造がシンプルなので点検や修理が容易な点や、成形条件の幅が広い点が挙げられます。

電動式はオイルを使用しないので、ミストなどの発生が無くてクリーンな作業環境を得る事が出来ます。更に電動式は射出条件のコントロールを細かい単位で行える点が挙げられます。ハイブリッド式は油圧式と電動式のそれぞれのメリットを引き出す事が可能です。射出成形機は装置の構造によって、横型機と竪型機の種類が有ります。

横型機が主流となっていますが、これは型締め方向が地面と水平になっており、成形品の取り出しを落下させて行う事が可能です。一方の竪型機はインサート成形が得意である点や、自動化を行い易い点が特徴として挙げられます。これから射出成形機を導入する場合、プラスチック製品の仕様であったり、工場の設置スペースや投資金額などを考慮しながら、自社において最適な射出成形機を選定してゆく事が大切となります。