保育園の建設がスムーズに進まない理由

歌手でありながらノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランさんは「正義の反対は、別の正義」と喝破していますが、まさしく社会の難しさを言い当てています。

少し前、「保育園落ちた。日本死ね」というツイッターが注目を集めましたが、待機児童問題は解決の糸口がなかなか見つからない状態です。

一時期はある自治体で待機児童がゼロになったと話題を集めましたが、その地域に転入する人が増えたり新たに「働きたい」と考える小さなお子さんを持ったお母さんが増えたりして待機児童問題は困難な状況になっています。この問題を解消するには保育園を建設する以外に方法はありませんが、それがなかなか前進しないのが実状です。

その理由は反対する人がいるからですが、ここに「正義の反対は、別の正義」という難しさがあります。

反対する人たちも単に嫌がらせをしたくて反対しているのではなく自分の生活に支障をきたすからです。建設を望む人も正義ですが、反対する人も正義ということになります。これを解消するには保育園を建設することの重要性を地道に訴え住民に理解を求めるしか方法はありません。

そして、それと平行して住民に迷惑がかからない運営方法を園の運営者、保護者、近隣の住民が話し合うことです。つまり、利害関係者が全員納得するように調整することが大切です。保育園の建設ではこれ以外に保育士不足も社会問題化していますが、園が近隣から嫌われていては保育士の方々も不安を抱えながら働くことになります。保育園の建設は利害関係者の調整をどのようにするかにかかっています。

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